高知県の歯医者さん「安光歯科」 高知新聞掲載のあしすと健康アドバイス 「インプラント編」のご案内。

あしすと健康アドバイス
インプラントの互換性
2008. 2.25

 現在、日本国内で手に入るインプラントは約50社あります。以前のようにメーカーごとの違いはさほどなくなりました。一番の問題は、インプラントの構造は各社違うため、ネジも器具も各社違うということです。

 A社の器具ではB社のインプラントには対応できません。インプラントは長年口の中で機能していると、ネジが緩んだり、まれに折れたりする場合もあります。その時にその器具やネジが生産中止や輸入中止になってしまったらお手上げです。

 そのような事態を考えると日本製で信用の置ける会社がいいのでは?と思います。また欧米のインプラントはコーカソイド系人種(白人)に対して作っています。コーカソイド系人種は骨や粘膜の作りが日本人のようなモンゴロイド系人種に比べ格段に大きいです。

 大は小を兼ねるといいますが、インプラントではちがいます。骨の造りが薄くてきゃしゃな日本人には、日本製の小さめでしっかりしたインプラントが良いと私は思います。

 日本製インプラントの場合、当然日本でのシェアも広いので、日本中どこに引っ越しても対応が可能なのも良い点です。



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