成長期にある子供でなければ一般的に言って誰にでも手術は可能です。高齢者の方でも元気な方であれば可能です。生活習慣病と言われる高血圧症や糖尿病、心臓疾患、脳血管障害、肝機能障害、女性に多い骨粗しょう症、リウマチなど、病気が悪化している時や症状が出現している時は埋入手術は避けましょう。もし、これら生活習慣病などで、内科医に受診中であっても、症状が安定していれば可能です。ご心配なら主治医とご相談ください。

なお、喫煙者は非喫煙者に比べ、生活習慣病のリスクが高いので、統計的にインプラント手術後および治療後の経過に悪い影響を及ぼすと言われています。インプラント手術は部分麻酔によって安全に行われます。術後の止血処置は完全に行われますし、腫れや痛みも鎮痛剤をのむことでコントロールできます。それでも不安な方は術前や術後に安定剤を使用することも可能です。